自転車恐怖症、そして悪魔のささやき・・・

CTやらMRIやら、検査をいくつしたか忘れましたが
入院３日目で脳出血がない事が確認できたため、
（事故してすぐは出血しなくても、あとから出血して
大変な事になる事があるため）

退院する事になりました。


動けないときって、妙にいろいろ考えるよね
いつもはそんな事気にもした事ないくせに


仕事はどうする？
周りに迷惑かけるなあ
このまま痛みが引かなかったら・・・



顔面を強打した際、目の下にあるサンシャシンケイ？とやらを
傷つけたらしく、右の顔面、目のしたから下くちびるぐらいまで
びりびり痺れたままでした
まるで歯医者で打つ麻酔を顔中に打ってるみたいな感じ

ともかく２週間、家から一歩も出ず痛みが引くのを祈ってました。



２週間の間、何度も病院へ通院しました
そのとき当然助手席に乗るのですが、そこでびっくり





自転車が怖い・・・




コンビニに止まってる自転車が怖い
助手席の横をする抜けていく自転車が怖い
ただ、自転車が怖い



自転車を見るたびに、びくっ！！ってしてました



これって、いわゆるトラウマってやつ？
まあ、これから一生自転車に乗れなくても、いいけどね。







ところが。


事故からひと月、なんとか仕事に復帰し、お得意先へ営業にいくと


『yannさん、サイクリングいこうか？』


自分のエリアで一番の上得意先から悪魔のささやき。




最近、太ってきたからサイクリング始めたんだけど、
これがきもちいいんだ！どうだい、一緒に！

い、いや、じつはかくかくしかじかで事故にあってトラウマに・・・

へえ、そんなことあったんだ、大変だったねえ。



で？いつ行く？




ええ、ええ、私に『断る』という選択肢はありませんよね・・・



つづく。